国民文化祭・文弥人形浄瑠璃の祭典

 令和5年10月21日、22日に鶴来文化会館クレインで開催される「文弥人形浄瑠璃の祭典」に出演します。いしかわ百万石文化祭の事業の一環として、日本各地で古浄瑠璃を伝承する団体が白山市に集います。

21日は深瀬のでくまわしと共に「尾口のでくまわし」として国の重要無形文化財の指定を受けている東二口文弥人形浄瑠璃保存会との競演です。深瀬木偶回し保存会は「源氏烏帽子折」初段を上演します。2体の赤顔のでくが源義朝の墓を奪い合う「石塔折」の場面は深瀬のでくまわしを象徴するものです。

22日は「熊井太郎孝行」の巻初段です。牛若が弁慶と出会う「五条橋」の物語ですが、ここで千人切りを行うのは牛若です。浄瑠璃は近松門左衛門の存疑作「牛若千人切り」と酷似しています。タイトルになっている熊井太郎ですが、初段には登場しません。

イベントの詳細は下記リンク先でご確認ください。

https://ishikawa-bunkasai2023.jp/event/240

深瀬木偶回し保存会は広報ボランティアとして、第38回国民文化祭及び第23回全国障害者芸術祭・文化祭の開催周知をはじめとした広報活動に取り組んでいます。


「尾口のでくまわし」って?白山市の2地区に伝わる人形芝居。見比べできる又とない機会です。ぜひとも会場にお運びください。

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